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近 況 報 告(2005年3月30日) |
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「エアロビクス」は、広義には有酸素運動一般を意味するようだが、狭義には、スポーツジムなどで行われている、例の、跳んだりはねたりする一連の動作を伴う運動を意味する。「エアロビ」と略称される場合は、明らかに狭義のそれを意味するはずだ。
仕事柄、どうしても運動不足になりがちである。そこで、その解消のために、私は、テニスでもなく、ゴルフでもなく、週末のエアロビという選択をした。最初は女性の聖域だという先入観があったので、この選択には少しばかりの勇気が必要であった。
スポーツジムの中の、前面が総鏡張りになっているスタジオで、60分間、インストラクターの指導のもと、自分の全身を正面に見ながら、音楽のリズムに合わせて全身を躍動させる。 楽しい。
楽しいのだが、未だに、「自分はここにいていいのだろうか」という疑念を払拭できない。
というのも、私を筆頭に、男性のエアロビは、エアロビの重要な要素のひとつだと思われる「美」を欠くこと甚だしいのである。もともと踊りの動作が女性のために作られているのか、男性受講者が不慣れなせいか、動作の一つ一つが惨めなほどに無様である。加えて、動きやすい服装とはいっても、半ズボンは美しくない。
やはり、エアロビは女性のスポーツなのか? それとも、上達すれば男性でも「美」の要素を持つことができるのか?
この疑問を解決するためにも、私は、もう暫く、週末のエアロビを続けてみたいと考えている。 |
山崎・秋山法律事務所
弁護士 佐藤達哉(57期) |
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