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近 況 報 告(2005年4月5日)
 今年弁護士三年目ですが、私のように経験がそれほどない弁護士にとって刑事の控訴審というのは何となく近寄り難くて怖い雰囲気があります(このように感じるのは私だけかもしれませんが。)。たまたま事務所事件としてこれを扱ったことから手続の流れを覚えたので、最近では国選では一審よりも控訴事件を多く手がけています。民事事件の場合、相手方に代理人の先生が付けば、その準備書面の書き方や証拠の出し方或いは和解の持って行き方など参考になったりすることも多くて自分自身の血肉となっていることも多々あるのですが、刑事事件の場合、他の先生がどんな弁護活動をされているのかは同じ事務所の先生の活動を見聞きしたり、弁護士会の講演会にでも出て聞かない限り、ベールに包まれているように思います(特に私のように他に弁護士がボスのみという場合はそのように言えるかと思います。)。この点、控訴審を受任すると、一審の先生から弁論要旨などを送って頂けるのでこれを読ませて頂き、色々と参考にさせて頂いています。そんな覗き見的?なことも楽しみながら、控訴趣意書に頭をひねっております。
北川法律事務所
弁護士 江木大輔(55期)

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