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近 況 報 告(2005年12月9日)
 軽井沢・上高地・箱根など一流の観光地に魅せられて、その周辺の山林等の売出しが一時盛んに行われた。関西系の一流銀行のローンでその山の土地が買えるという誘いに引懸った男、銀行の窓口に案内されて、アッという間に山林の地主兼抵当債務者となった。売り付けた業者(実は銀行の焦付先)は1年経たぬ内に解散、山林とローンだけが残った。銀行系取立屋の抵当権実行は無剰余で取下げ、次に町による固定資産税による公売も買い手なし。
 全国の観光地周辺地域には、不在地主所有の山林等が多いらしい。この年になって今更あんな遠い所に別荘は要らぬ。40年前に150万円で月賦で買い、または相続した、今、泣き泣き固定資産税を払っている男もいる。
福永法律事務所
弁護士 福永 寧(33期)

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